マインドフルネス認知療法 2024年8月27日〜6月9日 日曜朝8時〜10時コース開催!
説明会を順次開催します
説明会をします!
2024年4月開始 MBCTのコース内容について
MBSR全体について
・事前面談(参加登録後〜8月中旬)
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安心・安全な場を作るための面談です。必要なものや環境の確認をいたします。また心や体の状態をお伺いし、安全にMBCTの旅をご一緒するための準備をいたします。
・集合セッション(オンライン):
毎週2時間(最大2時間半)8回 +
サイレント・リトリート (7時間)1回
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オンラインで毎週2時間、瞑想やディスカッションに取り組みます。本来集合して行うコースですので、全員がその存在をお互いにわかるように、カメラオンで参加していただくことを前提にしています。順にすべてのセッションを受けていただくことがとても大切であり、2回以上欠席されることが確定している場合は、別のタイミングでの受講をお奨めしています。
・自宅での実践:1日30分・瞑想音源つき
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瞑想音源をお渡しします。毎日15~30分の時間を確保して、瞑想経験を積んでいただきます。自転車に乗ること、スポーツの練習をすることと同様に、地道に実践をつんでいただくことが、MBCTを自分の人生に活用する上で非常に大切です。
毎週の内容について
週 | 予定日程 20時~ 22時半 | 内容 下記テーマのもと、瞑想の実践とディスカッション |
0 | 8月 | 個人事前面談 |
1 | 8/27 | 自動操縦に気づく |
2 | 9/3 | 頭の中で生きている |
3 | 9/10 | ちらばった心を集める |
4 | 9/17 | 嫌悪を認識する |
5 | 9/24 | 受け入れ、あるがままにさせる |
6 | 10/1 | 思考は事実ではない |
* | 10/5 9時16時 | Practice day (サイレント・リトリート) 日曜日の日中、瞑想の状態を7時間続けてみます。静けさの中に自分を置くことでどのような体験が得られるかを試します。 |
7 | 10/8 | 自分自身を大切にする |
8 | 10/15 | 新しい学びを維持し、広げていく |
詳細
日 時
MBCT: 2024年8月27日〜10月15日 毎週火曜20時〜22時 セッション
10月5日 9:00~16:00 Practice Day
場 所
Zoom:オンライン
内 容
座る瞑想 / ボディスキャン /ムーブメント(やさしいヨーガ)/ ストレスへの対処法/ 他
定 員
MBCT12名 先着順
講師
安藝 森央 (精神科医)
京都大学大学院 医学研究科 脳病態生理学講座(精神医学) 大学院生
MBSR teacher (International Mindfulness Center Japan)
日本精神神経学会 専門医・専門医指導医
精神保健指定医 日本医師会認定産業医
認定NPO法人 日本若手精神科医の会 理事長
参加費
52800円(早割) 再参加の方は再参加割引あり。
また、同時に京都大学主催の研究参加をしていただくと、オンラインで最大4000円、京大にお越しになってMRIの撮像を前後にしていただくと、最大30000円程度の謝金が出ます→詳細
- 2時間のクラス*8回 (16時間)
- オンラインリトリート (7時間)
- 事前面談・事後面談 (30分*2)
- 教材 (テキストブックPDF)
含まないもの:
各自用意いただくもの(ヨガマット、レーズン、クッションなど)
必要なものについては事前面談でご説明いたします。
通信費・zoomを利用するための機器
参加までの流れ
- 説明会参加 (2024年7~8月)
- 本登録
- 本申し込み(登録いただいた方へ申し込みページをお知らせします)
- 事前面談
- 資料、音声ページの紹介(2024年8月中旬)
- コース受講 (2024年8月27日〜)
受講後の特典
※MBSR・MBCT8週間コースを修了された方には修了証を発行いたします。この修了証はIMA(International Mindfulness Association)の正式な修了証として認定されます。
※MBSR・MBCT8週間コースを修了された方は、≪MBSR・MBCT同窓会≫で、修了生の仲間と交流を深めながら、瞑想の実践を続けつつ、学びを深めていただくことができます。また、≪Meditation Practice Group (Medi会)≫という継続練習の場にもご招待します。
マインドフルネスコース参加者さんの声を集めました!
参加を決めたのはどんな想い・きっかけでしたか?
自身のストレスを少しでも軽減、コントロールできるようになることが目標でした。精神的にもしんどいタイミングで、初めての体験でもあり不安もありましたが、これからの人生において、きっと支えになってくれると感じて、参加を決めました。毎週のMBSRの時間が癒しでもあり楽しみでした。手探りではありましたが、週を重ねるごとにマインドフルネスの考え方や感覚というものに気づくことが増えて行き、今までとは違った新たな視点を持つことができたように思います。
「残りの人生は、生きづらさを意識しないで生きていきたい」という想いでした。 今まで、空気が読めなかったり、どう接していいかわからなかったり、人の顔色を伺って、どうにか普通にと思っていたのですが、この先もこのまま行くのが嫌だったので、他人が自分のことをどう思っているかと言うことをあまり意識せずに過ごせたらと思っていました。MBSRをとおして、自分の内面を今まで見ていなかったことがよくわかり、自分はどうしたいのか、自分に問いかけることができるようになった気がします。
私は、とらわれてなかなか抜けだせなかったり、神経質なことがあるので、自身のストレスを減らすために体験したいと考えました。MBSRは大変サポートになりました。 上述の『とらわれた状態』から、サッと引く、抜けだす訓練ができていると思います。努力の状態ですが、確実に進歩している気がします。
休職を経験したこともあり、MBSRを通して自己認識を高め、ストレスに対する対処法を学ぶことが目的でした。常に客観視するということが解決の糸口になると実感できました。良い学びを得たという高揚感があります。
MBSRはどんな体験でしたか?
ずっと自分のありのままを受け入れる時間でした。 なにを感じているのかを知る、何かを感じたらどう思うのかを知る、どう思うとどういう行動をするのかを知る、それら全てを、肯定も否定もせず受け入れる練習でした。そのまま受け入れることの価値をぜひ、体得してください
45分という長い瞑想を行うことは中々に困難を伴うものでした。しかしながら、それだけの時間を静寂の中で過ごすことは自分自身に気づきを向ける上で必要な時間であるとも感じました。瞑想や日々の生活を通して自分の体の感覚に意識を向けることで、自分が限界に近づいていることなどこれまで無視していたことにも気付くようになりました。
自分がストレスを受けた時に、どういう風に対処するかはいくつかのパターンがあったりします。それに気づくことができたのが、私にとってはとても大きいことでした。 いいパターンであれば、それはそのまま今後も活用すればいいし、自分にとってダメージを受けるようなパターンであれば、「あ、今そういうパターンに入りそうだな」とまず気づき、「じゃあ、こうしてみたらどうかな?」と今までと違う行動をとってみたりする。 とにかく、色んなことに「気づく」ということを意識するようになるだけで、世界は変わります。
はじめは左足を感じるってどういうこと!?という戸惑いを経験しました(笑)自分のくせを考える経験をたくさん繰り返しました。 今ここにある自分、自分を取り巻く環境を、どう感じるか、というところに注意を向ける経験とも言えます。様々な人たちと、それぞれの経験を共有することで、新たな気づき、考え方、感じ方を知ることもできました。
始める前は自分に続くのかなとといった不安もありましたが、終わった今となっては一緒にコースを過ごしてくれたメンバーさんや先生とのさよならを寂しく思っている自分がいます。休みをとるのが難しく、1日瞑想に浸るサイレントリトリートなども出れるのかなと不安でしたが、そのために職場に交渉したりして休みをいただけたり、話してみないとわからないこともあるんだなと知れました。 今の職場は無理だと思いこんでいた自分にも気づけました。
参加するみなさんにメッセージをください
初めての体験に飛び込むには、不安や勇気も必要だったりするかと思いますが、今の自分にMBSRが必要だと感じられたのであれば、トライしてみる十分な理由になると思うので、ぜひ体験してみてもらいたいです。私自身は、自分の考え方のパターンでこれまで苦しむ事が多かったのですが、その事に改めて気づき、どう反応したらいいのかという新たな視点を知ることができた事が、このMBSRに参加したことでの大きな気づきでした。それぞれ、MBSRを通じて感じるものは異なるかと思いますが、始める前と後の自身の感覚の違いも含めて、楽しんで頂けたらと思います。
こんなにリラックスして楽しめたセッションは、初めてでした。最後の週はとても終わるのが寂しく感じました。先生のご指導のもと、メンバーの皆さんとも仲良く共有できていました。マインドフルネスとか瞑想とか、まったくやったことなかったし、どんなことするかまったく分からないまま受講しましたが、全然大丈夫ですし、受講して良かったと思います。 ただ、1日1時間は瞑想の時間を確保した方が良いです。私は通勤時間が長いので確保できました。是非チャレンジしてみてください。
忙しい日常において、自分に気持ちを向け、自分を大事にすることができた経験でした。今後も同様にするためのきっかけとなる経験でした。自分や周りの物事に対する発見を増やすきっかけになると思います!あまりハードル高く考えず、気になる人は是非参加してみてください。
時間の確保が難しかったり、費用が決して安くはないので、受講を決めるまでに結構悩みました。 ただ、この先の残りの人生、生きづらさを意識せず生きていきたいと思った時に、MBSRという選択肢は、私にはとても良いものだったと、今なら確信できます。 実際のところ、家族の協力を得て、時間を確保出来たことで、自信もつきましたし、どうしても難しい局面でも、その中で自分のベストを尽くすことで、達成出来た自分を褒めてあげられるようにもなりました。 ぜひ、一歩踏み出してみてください!
2022年8月コース マインドフルネスストレス低減法・参加者さんの終了後アンケートより。許可をいただき抜粋。
マインドフルネス認知療法(MBCT)は
気分の落ち込みを繰り返す人に向けた
思考と感情のぐるぐるを手放すための
8週間集中コースです。
マインドフルネス・瞑想って何?
マインドフルネスとは
マインドフルネスとは
「注意がこの瞬間、ここに向いている」
「心や体の状態を、批判せずに受け入れている」状態のことを言います。
私たちはいつも、過去を後悔したり未来を不安に感じたりします。
その時今の瞬間から離れて、脳は過去や未来にワープしています。
目の前のことを行うしかないと分かっていても、
変えることができない過去や、
正確に知ることができない未来に
意識を向けてしまいがちです。
今、何が起きているわけでもないのに、過去や未来を考える頭の中で思考や感情が渦巻き、自分を否定したり、失望したりすることすらあります。
私たちはよく「〇〇なんだから、こうしなきゃいけない、こうあるべきだ」という想いから苦しむこともあります。
母だから、夫だから、部長だから、新入社員だから、医療従事者だから、聖職者だから…常識的には、一般的には、こうあるべきだ、こうしなきゃ、こうしちゃだめだ…
周りから「そう求められているから」あるいは「自分がこうしなきゃ」という理由で、本当は自分が選びたくない行動でも、選んでしまうこともあります。
本当は、あなたはどうしたいでしょう?求められているのと別に、自分の意思や意図に耳を傾けてみると、何を言っているでしょう?
不安な未来、過去の後悔は、ほとんどの場合は、たった今、目の前にはありません。
頭が一人で記憶や想像にトリップして、作り出しているものです。
「〜すべき」も、周りがそう期待していると思っても、実はそうじゃないことも多いです。「周りはこう期待しているに違いない」と自分で決めつけているものかもしれません。自分で自分に課しすぎることで、苦しくなっているかもしれません。「他の人のために」「周りの常識に合わせて」という基準で行動を選び続けると、それが無意識に癖のようになり、「自分が~したい」という想いに気付きにくくなってきます。
目の前にある状況や、自身からフォーカスが外れている状態が続くと、無理をしてしまったり、限界を超えてしまったりして、心や体を壊すきっかけになります。
マインドフルネスは、たった今、ここにいる自分に注意を向けようとすること、そして、心や体の声に沿った行動を選択してあげられている状態のことを言います。衝動的に、いつものパターンで無理をする選択をするのではなく、自分に優しい選択、無理のない選択をしてあげるというのも、マインドフルな行動の一つです。
瞑想とは
瞑想とは、
「(未来や過去ではなく)この瞬間、ここにある心や体に気づいて、大切にしてあげる」
「否定や失望といった評価を与えず、今ある体や気持ちをただ受け入れてあげる」
=マインドフルな状態になるための実践練習です。
マインドフルネス認知療法(MBCT)とは
マインドフルネス認知療法は、マインドフルネスを用いて「うつ、気分の落ち込みを何度も繰り返す人」によりフォーカスし、気持ちの落ち込みにどう対応しながら過ごしていくかを体験する8週間コースです。
うつや気分の落ち込みに対応する力をつけるコースがMBCTなんだね
マインドフルネス、瞑想、MBSR・MBCTって、信頼できるの?
名だたる企業・国が
マインドフルネス導入
グーグル、ヤフー、インテルなどといった世界中の企業が、マインドフルネスや瞑想の価値に気づいています。社員研修をおこなったり、会社の中に瞑想部屋を作成したりと、企業運営の中にマインドフルネスを導入しています。
また、イギリスでは Mindful Nation UK (マインドフルネス国家イギリス)といったレポートが2015年に議会で提出されました。国家政策としてマインドフルネスを導入していくということが世界では行われています。
1979年から
瞑想の科学研究は続く
マインドフルネス・瞑想は医学心理学領域での研究が盛んに行われています。
2022年にはmindfulnessについて3000本以上の医学論文が発表されています
オックスフォード大学、スタンフォード大学など、世界の名だたる大学にマインドフルネスセンターが設置され、日夜、実践と研究が行われています。
医学的エビデンスも揃っているマインドフルネスコース
数十年の蓄積から、MBSR・MBCTの両方のコースとも、医学的なエビデンスが整っています。
MBSRは、古くは慢性疼痛の方のQOLを改善することから有名になりましたが、
今でも種々のエビデンスが出てきています。
例:子育てをする親のストレスを減らす(Featherston et al, 2024)
認知機能低下のある年配の方の睡眠を改善(Lannon-Boran et al.,2024)
がん患者の不安、孤独感、抑うつを減らす(Yu et al., 2023)
医療関係者の燃え尽きやウェルビーイングを改善(Zupancic et al ., 2023)
慢性的な腰痛がある人の身体機能を改善(Soundararajan et al., 2022)
精神疾患を持つ人の不眠に効く(Chan et al., 2022)などなど
健康な人の精神的なQOL, 病気を持つ人の不安感、身体機能、ストレスなどあらゆる人に効果があるといえます。
MBCTも、1990年代に抑うつを繰り返す人に向けて開発され、その効果はうつの再発予防において強いエビデンスを持っています。
2023年に再度しらべられた研究(Zhouら)によると、MBCTはうつの再発予防について、他の心理介入より「継続的な効果があった」ということを示しています。
気分が落ち込むことを繰り返されている人には、特に価値のあるコースといえます。
精神科医による
マインドフルネス講座
MBSRは1979年から、MBCTは1990年代から行われている非常に歴史のあるコースで、マインドフルネスが世界に広がり、エビデンスを構築するきっかけとなったコースです。世界的にはヨーロッパ、アメリカ、東アジアなどでコースが行われています。しかし日本では、まだまだ国際的基準でMBSR/MBCTを教えられる講師が少ないのです。
メンタルキャンパス主宰のMBSR/MBCTで、講師を務めるのは
精神科医の安藝 森央(あき もりおう)です
京都大学精神科で大学院生として、自尊心やマインドフルネス研究を行なっています。
安心してご受講ください。
元々は禅の思想からヒントが得られているけど、
MBSR・MBCTのコースは宗教色を排したものとなっているんだね。
健康な人のストレス管理、うつ病の再発予防、慢性的な痛みがある人など、さまざまな効果が示されているんだ。
講師について
講師:精神科医 安藝 森央(あき もりおう)
京都大学医学部卒業後、大学病院にて3年、地方の病院にて4年間、患者さんに寄り添う治療を継続していました。現在は外来診療を継続しつつ、京都大学 精神医学講座の大学院生として自尊心、脳画像、マインドフルネスの研究を行っています。
自分自身がマインドフルネスで苦しみを乗り越えてきた経験、そして診察室を越えた広く多くのひとに心の安らぎを感じてもらいたい、そんな理由から活動を行なっています。そのほか、あきの活動や想いについてはこちらの記事をお読みください。
私自身はもともと、患者さんの治療のために使うことができればと思い、マインドフルネスを学び始めました。
しかし実際には、自分の完璧主義や、「こうしなければ」を手放すことを知り、自分の人生がとても楽になりました。患者さんに使う以前に、自分がすごく助かったのです。人当たりも柔らかくなった、自分を受け入れられるようになった、そんな経験をしています。
私はその後、勉強を続けて、今こうやって、マインドフルネスをお伝えする立場になり始めました。
皆さんも、いろんな理由でマインドフルネスに興味を持たれていらっしゃると思います。部下や職場で、家族で、マインドフルネスを活用できないか、という想いかもしれませんね。
しかし、やってみると他人に適用する前に、自分が癒され、自分の学びにつながる、というのがこのMBSRです。どんな理由でも結構です。ぜひMBSRを体験してみてください。
皆さんにとってこの8週間が、自分に気づく旅になることをお祈りしています。そして、その旅を一緒に歩ませていただければ、私にとってこれ以上ない幸せです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
MBSR・MBCT[は、科学的にも心を癒す効果が実証され、そして私自身も、人生の視点が変わったコースです。
みなさんがもし、今の生き方で、何か苦しみを抱えたり、ちょっとこのままだと辛いな、と感じている場合は、他の先輩参加者さんと同様に何か変わるきっかけになるかもしれません。
もちろん、他のスポーツと同様に、瞑想は、1回やれば大きく変わるようなものではありません(洗脳じゃないので)
じっくりと時間をかけて取り組みながら、何も変わらないんじゃないか、と心配しながらそれでも取り組んでいると、あれ、いつの間にか自分の目線が変わっているな、そんなふうになるものです。
自分を受け入れたい。もっと生きやすくなりたい。
不安を手放したい。楽になりたい。
ちょっと新しいことしてみたい。
どんな想いからでも結構です。
ぜひ一緒に8週間の船旅に漕ぎ出でましょう。ご連絡、お待ちしております。