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感情との付き合い方:怒りや不安を観察する

感情との付き合い方:怒りや不安を観察する

怒りや不安といった強い感情は、私たちの心を一瞬で揺さぶり、ストレスや焦りを引き起こします。マインドフルネスでは、これらの感情を押さえ込むのではなく、「感じながら観察する」ことで感情に巻き込まれない力を養います。

目次

感情を観察する意味

感情は自然に生じては消えていくものです。湧き上がる感情に気づき、それを良い悪いと評価せずにただ見守ることで、感情の波にのまれずに過ごすことができます。

観察のステップ

  • 気づく:怒りや不安が生じた瞬間に、「今、自分は怒っている」「不安を感じている」と心の中でラベリングします。
  • 身体感覚に注意を向ける:胸の締め付けや手の温度、呼吸の変化など、感情に伴う身体感覚を意識します。
  • 呼吸を整える:ゆっくりと深呼吸を行い、吸う息と吐く息の感覚に意識を置きます。
  • 手放す:感情や身体の感覚が自然に変化していくのを観察し、無理にコントロールしようとせずに手放します。

日常のシーンでの実践例

  • 人との衝突:会話でイライラしたとき、相手を責める前に自分の胸の高まりに気づき、ラベリングして深呼吸します。
  • 将来への不安:未来の出来事を想像して不安になったとき、頭の中のストーリーに気づき、目の前の身体感覚に戻ります。
  • 仕事のプレッシャー:締切やプレッシャーで焦るとき、足裏に注意を向けながら数回ゆっくり呼吸して心を落ち着けます。

感情は敵ではなく、私たちに大切なメッセージを届ける存在です。マインドフルに観察することで、怒りや不安の裏にある本当のニーズに気づき、より穏やかに対処できるようになるでしょう。

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