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マインドフルネスに学ぶ、生き方のコツ ②忍耐強さ

こんにちは。安藝です。

「マインドフルネスに学ぶ、生き方のコツ」2本目です。

マインドフルネス・ストレス低減法の創始者であるジョンカバットジンは、マインドフルネスを続け、生活を改善させていく中で大切な7つの態度を伝えています。その一つ一つを、ご紹介していきます。

目次

忍耐強さ

 助長、という言葉があります。植物が早く伸びてほしい!とおもって引っ張ってしまった人がいました。そして、根っこが抜けてしまうので育たなくなってしまいました、そういう中国の故事が元にあります。抜けちゃえば、本来の「伸びてほしい」という思いが失われます。勉強や、子育てでもそうです。すぐに結果を出させようと、答えを教えたり、簡単な方法を教えたりすると、自分で答えを導いてくる力がなくなります。自分で見つけてくるまで、待たなければならないことが多々あります。

 マインドフルネスも同じです。自分の心や体がそれに慣れ、理解してくるまでに忍耐が必要です。評価をどうしても続けてしまう自分、同じように否定に走ってしまう自分がいても、焦りません。筋トレも一緒です。ちょっとずつ頑張っても、筋肉痛が続くだけで、なかなか体は出来上がってきません。それでも、ちょっとずつ続ければ、気づかないうちに体力も筋肉もついているものなのです。

 私たちの人生は、結構ソワソワしっぱなしですね。

 何かが手に入るのはいつだろうかとソワソワし、誰かの行動にソワソワし、何かが終わらないかとソワソワし。目の前に折り畳まれた困難や難しさは、むやみに解こうとしても簡単には解けないようになっています。時には、その問題が自然と展開され、自然と変化する、解決することを待つ必要もあります。その時が来るまで、泰然自若、淡々とするべきことをし続け、そして自信を持って待っている。そんな姿勢が、穏やかで豊かな生活を過ごすための根底にあるかもしれません。

 マインドフルネスをすると決めた人は、毎日の中で、「この先に何があるんだろう」「何が手に入るんだろう」もどかしい時間を感じるかもしれません。そのほかの習慣や、挑戦をしている人にも、きっと「おかしい、思ったとおりにならない」と不安になるタイミングがあります。そんな感覚を持って過ごしている今という時間も、変化、成長のために必要な時間で、その一瞬を大切に感じることを、覚えておきましょう。。

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